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厚沢部のトトロが、ジャガイモにあまーく♪なる魔法をかける!

■メークイン発祥のまち北海道厚沢部(あっさぶ)町
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南北海道の南西部に位置する厚沢部(あっさぶ)町。
厚沢部では、まちの面積の8割を占めるブナ、ヒバのなどの針葉樹林と広葉樹林が深い森と
北海道の圧倒的な自然の大地が目の前に広がる。そして、厚沢部の森は雨水を長い時間かけて森の栄養を蓄えながら濾過するため、ミネラルが豊富な湧水が大地を潤し、飲み水だけではなく多くの実りをもたします。厚沢部の森の中で目を閉じれば、まるで森の妖精に出会えるような童心にかえれる自然豊かなまちです。そして、厚沢部の国道沿いを車で走ると、多くの野菜直売店に遭遇します。豊かな自然の恵みの恩恵を受ける厚沢部は北海道南部の中でも指折りの農業生産地で、特に有名な野菜は“厚沢部”が発祥のメークインです。

厚沢部町が発祥のメークインは都市圏を中心に厚沢部産のメークインとして大人気


■厚沢部のトトロが作るあまーい”雪下メークイン”
日本のジャガイモには大きく2つの種類に分かれています。
〇丸くてゴツゴツしたは「男爵イモ」
 ⇒ホクホクとした粉質なのが特徴でコロッケ、サラダに向いている。
〇つるっとして長細い形は「メークイン」
 ⇒粘質で形を崩したくない煮物料理、カレー、おでん、に向いている。


厚沢部の広大な大地で栽培される「メークイン」は夏に一斉に収穫を迎える。

メークインは名前の由来は5月(MAY)に開催の春のまつりで村一番の器量良い娘が女王(Queen)に選ばれることが由来のイギリス生まれのジャガイモ。しかしイギリスでは、既にメークインの栽培はされていません。
かっては日本でも「男爵イモ」に比べ、メークインは皮が薄く病気に弱く農家にとっては取扱い辛い品種として敬遠されがちでした。しかし、メークインの煮込んでも煮崩れがしにくい特徴が、盛り付けの美しさを重視する関西の食文化に受け入れられ徐々に浸透していきました。このどちらかのというと高貴なイメージが漂うメークインを、”厚沢部のトトロ”こと、厚沢部の深い森に住むまるでトトロのような大柄な男性の板坂峰行さんが、丹精をこめて栽培しています。

”厚沢部のトトロ”こと、板坂農園の園主:板坂峰行さん

■”厚沢部のトトロ”がメークインにあまくなる魔法をかける!

”厚沢部のトトロ”の板坂さんがメークインにあまーくなる魔法をかけていきます!

“厚沢部のトトロ”こと、板坂さんはメークインを収穫した後に、冷たい雪の中で貯蔵していきます。一手間かけて雪の下で貯蔵することで、まるで魔法をかけられたようにあまーくなる、この現象は「低温糖化」と呼ばれています!

収穫後の11月頃にショベルカーを利用してメークインを雪下貯蔵していく。大柄な板坂さんが小さく見える。

「低温糖化」はメークインの気温が0度に近づくと凍らないように内部のでんぷんを糖に変える現象を利用して、通常の約8倍の糖度が増し、あまーく♪まろやかな味わいになります。板坂さんが経営する板坂農園では、約10年前からメークインの越冬貯蔵をはじめ、11月~12月に専用の袋に詰めた約30トンのメークインの上に土をかぶせ、温度を2~5度、湿度を80~90%に保つように保管しています。

極寒の北海道の大地の中で雪下貯蔵されたメークインは日々熟成度合いが増していく。

もともと「雪下貯蔵」は、雪の多い厚沢部の農家が自然を利用して冬の収穫ができない間に食料を保存する伝統的な方法でした。しかし今では雪下貯蔵したメークインの上品なあまさが人気を呼び、一般の消費者だけではなく、料理人からの評価も高く、数多くのメニューの素材としても取り入れられています!

1月頃になると雪を掘り起こし少しづつ雪下貯蔵したメークインを取り出していく。

■”厚沢部のトトロ”板坂さんより美味しい食べ方を伝授!
板坂さんより越冬メークインの楽しみ方!
 ①塩ゆでしてバターをのせて食べてもあまくておいしい!(四つ葉バターがおススメ)
 ②スープやシチューにすると、あまみとうま味をより感じるよ!
 ③ツウな食べ方は、イカの塩辛をのせて酒の肴して!


雪下メークインの優しいあまさがしっかりと感じられる「塩ゆでメークイン」

板坂農園では、北海道の肥沃な大地を活かして美味しいメークインを作っています!
さらに、農薬、化学肥料を通常の半分以上削減した特別栽培認定も取得して、小さな子供が食べて安心で「美味しい!」と言ってもらえるように努力しています!
雪下貯蔵は手間もかかるけど、少しでもおいしいと思ってもらえたらうれしいです!

道南いたさか農園(TEL:090-9750-0165)
〒043-1236 北海道檜山郡厚沢部町社の山519-1

板坂農園の園主・板坂さんは南北海道随一の大規模な機械を導入して農業を推進中。
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通常の自動車が小さく見えるほどの大型トラクターを導入して大規模な農場経営を行う。


大型トラクターが活躍する!北海道の広大な大地に良く似合う。


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