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岐阜県飛騨市の1年で一番アツい2日間”古川祭”

毎年4月19日・20日に岐阜県の飛騨古川で開催される気多若宮神社の例祭で行われる「古川祭」。「古川祭」は地元の人々の一年で一番大切な行事で、神社での神事、古式ゆかしい「御神輿行列」が中心となり、"動"の「起し太鼓」と"静"の「屋台行列」が二大祭事として加わり、三つの行事群により2日間に渡って盛大な時代絵巻が繰り広げられます。ユネスコ無形文化遺産登録され、さらに海外からの注目度も上昇中のお祭りなんです!


■日中に行われる静の「屋台行列」とは!?

日中の人通りが増えてきた町内では屋台行事が繰り広げられます。
現存する青龍・鳳凰・麒麟・三光・金亀・笛・清曜・白虎・神楽の9台の屋台は江戸時代から伝わり、艶やかで精巧な彫刻が施され、それぞれの屋台は美しく圧巻の景色が広がります。飛騨古川の屋台は、江戸の屋台を飛騨の匠が洗練させ、さらに京都よりからくり人形が伝えられたことで、絢爛豪華な屋台の曳行、子供歌舞伎(※本年は演じない)、からくり、御神輿行列など、江戸と京都の東西文化が融合をみることができます。

金具や織物の装飾物は“芸術の域”に達しており、雅な雰囲気が「古川祭」を彩る!



■夜に行われる"動"の「起し太鼓」とは

当日の夜明けにかけて行われる「起し太鼓」では、直径3尺余りの大きな太鼓を櫓(やぐら)にのせて、町々を行進しながら打ちならし、男たちの高揚感と合わさり祭りの熱気が最高潮に達します。「起し太鼓」は飛騨古川のまちを朱雀・青龍・玄武・白虎の4つの地区に分けられ、毎年3月第1日曜に『抽選祭』というものを行い、その年の起し太鼓の主事を決定します。櫓(やぐら)の上に乗って太鼓を打つ人は「太鼓打ち」と呼ばれ、名誉ある役で起し太鼓の花形となります。

「起し太鼓」は祭りの開始を告げる合図となり、大太鼓をのせた櫓は、祝い唄と迫力満点の太鼓の乱れ打ちによる「打ち出し」が行われた後に、広場を出発します。そして出発後には半股引姿の男たちが、担ぐ付け太鼓を我先に櫓の真後ろにつけようと、ほか男たちや大太鼓をのせた櫓を守る後衛たちと激しい場所取りを繰り広げていきます。この勇壮な競り合いは、数ある日本の祭りのなかでも迫力のある祭事として知られ、飛騨古川の男性の激しい気性を表わす“古川やんちゃ”にちなみ「やんちゃ祭り」ともいわれています。

荒々しくも勇壮な雰囲気と男たちの高揚感と熱気が人々を魅了してやまないお祭りとなる。

そして、20日には9つの屋台が、御旅所前に並べられ、全町内をゆっくりと一巡していきます。

屋台の囃子はそれぞれ異なるが、笛・太鼓・締太鼓が主で、スリ鉦が入り荘厳な雰囲気が漂う。

「屋台」の昼の華麗な「静」の美しさ、「起し太鼓」の夜の勇猛さと、昼と夜で対照的な景色が魅力の「古川祭」。地元密着の「古川祭」では、女性も子どもたちへのお菓子配りや救護などの仕事で参加し、家でのおもてなしの準備と地元住民全員が協力して支えています。
「1年で一番大切な日」と地元飛騨市の人が口を揃える「古川祭」を、肌で体験しに訪れてみませんか??

夜にライトアップされた屋台は荘厳な雰囲気が漂う!

■「古川祭」の行われる岐阜県飛騨市とは!?
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岐阜県の最北端に位置する飛騨市は、周囲は3000メートルを越える北アルプスや飛騨山脈などの山々に囲まれた自然豊かなまちです。そんな飛騨市は2016年、邦画興行収入第一位に選ばれたアニメ映画『君の名は。』(監督:新海誠)のモデルとなり、映画をきっかけに飛騨市には国内のみならず海外からも聖地巡礼者が続出しています!!

映画「君の名は。」で有名になった飛騨古川駅からの景色

多くの外国人観光客が訪れる飛騨市は、映画のモデルとなった場所だけでなく、古くから守られ続ける伝統・風景、そしてグルメと魅力が溢れています!
「古川祭」を体感したら、あわせて飛騨市の文化とグルメも満喫して下さい!


飛騨市のグルメといえば、一番に思い浮かぶ「飛騨牛」!


美しい水に恵まれた飛騨市は蕎麦が特産品、秋には「飛騨新そば祭り」も開催される!


北アルプスからの名水とお米「ひだほまれ」で作られる日本酒。そして肴が旨いのが飛騨市!


熟練の技で手作りで行われる「三嶋和ろうそく店」。店頭での制作実演は必見。


白壁の土蔵が建ち並びノスタルジックな景色が残る飛騨古川の街並み。


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