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お雑煮ではないの!? 具雑煮を食べに行く!

早いものでもう師走。2020年もすぐそこまでやってきました。
皆様、年越しの準備はバッチリでしょうか?
お正月にはおせち料理やお雑煮、美味しい料理がたくさんあります。
“お雑煮”は、各都道府県や地域で特徴があるのは良く知られている話ですよね。
その中でも長崎県島原市で食べられている“具雑煮(ぐぞうに)”というのを皆さんはご存じですか?
今回は寒い冬に食べたくなるようなあったかくて美味しい!具雑煮のご紹介をしたいと思います。

■お雑煮ではない!?具雑煮(ぐぞうに)って?

島原の郷土料理「具雑煮」は2007年には、農林水産省の「農山漁村の鄕土料理百選」に選定

島原半島地域で正月などに食べる独特な雑煮で、島原・郷土料理の代表格です。材料は鶏肉、アナゴ、シロナ、レンコン、ゴボウ、凍り豆腐、椎茸、卵焼き、丸もち、春菊など十数種を使用し、まさに海の幸・山の幸の集大成!

「具雑煮」の素朴な味は島原の郷土料理として愛されており、その考案者は一説によると江戸時代の、島原の乱の一揆軍の総大将「天草四郎時貞」とも言われています。幕府方の攻勢で原城内に封じ込められた一揆軍が兵糧攻めに遭った際に、天草四郎が農民たちに餅を兵糧として蓄えさせ、 山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊いたのが「具雑煮」とも言われています

■具雑煮を食べるならココのお店がおススメ!
そんな具雑煮を食べるなら・・・
創業1813年の具雑煮屋の「元祖 具雑煮 姫松屋」をご紹介いたします。
創業以来、カツオ出汁を基本に特製の醤油を使って作るツユも、13種類の具材も変わっていません。姫松屋は「具雑煮」の原点ともいわれており、文化10年(1813年)、島原の乱の際に天草四郎が食べた雑煮を、初代・糀屋善衛ェ門が味付けに趣向をこらして生み出したのが具雑煮の始まりと伝えられています。

1人前の鍋一つ一つで作られていく姫松屋の具雑煮

「姫松屋の具雑煮」の美味しい3つのポイント
①つゆ・出汁を取る水は島原市の湧水を使用!
②地下水を使用した自家製の餅が毎日作られる
③1人前を丁寧に作るので食材の旨味が絶妙!


ツユは、昆布と鰹出汁をベースに醤油を加えるというとてもシンプルな味わい。毎日作るツユの
出汁を取る水には島原市の地下からくみ上げた湧水を使い、出汁を取って一日ねかせたものを使っています!


地下水を使用してる毎日作るもちは自家製でです。「もち米を蒸し、機械で“ついて”作っり手作業で一つずつ形を丸く整えていきます。手作業で心を込めて丸くのばして、中央に少しへこみをつけていくことで、火を通した時に絶妙のもち加減が出来上がります。


シロナ、かまぼこ3種類、アナゴ、ごぼう、卵焼き、シイタケ、凍豆腐、れんこん、鶏肉、餅、春菊の計13種類。数人前を一度に大鍋で作るのではなく、一人前分の土鍋で煮込んでいくため、野菜の甘味、香ばしい焼アナゴ、具材の旨味も溶け込んだツユの味やもちのやわらかさ絶妙!
具だくさんの具雑煮で心も身体もあったまること間違いなし!


姫松屋
住所 長崎県島原市城内1-1208
電話 0957-63-7272
営業 10:00〜20:00
休み 第2火曜

せっかく島原市へ来たのなら食べて帰りたい逸品!

■見た目はソバ・でもあまーい麺「ろくべえ」


かつて島原一帯が大飢饉に見舞われた際に、「名主の六兵衛という人が考え出した」とされている耐乏食です。
今から約220年前(1792年)島原市の背後にある眉山が崩落し、有明海には津波が巻き起こり、沿岸一体に大被害を与えたのが「島原大変」です。その後、島原半島は食糧危機に見舞われ、サツマイモを主食とするようになりました。暖かい気候の島原では早くから甘藷づくりが盛んでした。それで凶作も乗り越えることができたそうです。

飢饉の当時に、深江村農家の六兵衛という人がサツマイモを粉末にしてつなぎに粘性のある山芋を入れ、熱湯でこねて、うどん状にしたものを作ったのが「六兵衛」の始まりと言われています。見た目は太麺のソバのようですが甘味がある麺が特徴で、ダシはすまし汁、ネギや七味唐辛子をかけるとより美味しく味わえます。

素朴な味わいの郷土料理として愛されている「ろくべえ」

■イギリスとは全く関係ない食べ物”いぎりす”

「いぎりす」の素材は各家庭によって違い、冠婚葬祭でも登場する家庭料理

“いぎりす”と聞いて国の“イギリス(英国)”と何か関係のある料理かと思いきや、島原生まれ・島原育ちの伝統料理!その名前の由来は、
有明海で獲れる“いぎす草”という海藻を使用した料理で、乾燥させたものを鍋で煮て溶かし、味付けして人参や白身魚などを一緒に煮込んで作るゼリー状の喉ごしが良い島原の郷土料理です。“いぎす”がなまって“いぎりす”という呼び名になったと言われています。しかし、こちらの「いぎりす」島原市内で食べることが出来るのは一店舗のみ。

有明海で獲れる“いぎす草”を乾燥したもの


中屋商店
住所 長崎県島原市城内一丁目1186

電話 0957-62-3675 

各家庭によって、味わいも違い伝統の味として親しまれている。

お腹かいっぱいになったら、まだミステリーが残っているかもしれない!?まちなか散策!
島原市は、昭和40年代初頭に邪馬台国論争に一石を投じ、日本中に邪馬台国ブームを巻き起こした全盲の郷土史研究家・宮崎康平の半生を記した『まぼろしの邪馬台国』の舞台です。
小説はその妻・和子の夫婦の愛と絆を、吉永小百合と竹中直人主演で描いたヒューマン・ドラマにもなりました。島原市には、歴素のミステリーが詰まったまちな気がしませんか?


町の中心部にある島原城で音声ガイドを務めるのは、テレビやラジオ番組などで活躍する島原市出身のキャスター「草野仁」さん。草野さんの優しく・力強い声で、隠れキリシタン・薬園跡・眉山と寄り添って生きてきた島原の歴史などをご紹介してくれます。
島原城を訪れた際には、天守閣に登って島原市内を見渡しながら、ミステリーを感じてみてはいかがでしょうか。


夏には蓮の花で彩られ島原城とのコントラストが楽しめる

料金   300円 ※英語版は無料

貸出時間 9:00~16:30
所要時間 20分
受付窓口 島原城天守閣チケット売り場
住所   長崎県島原市城内一丁目1183−1 島原城天守閣

魅惑のグルメとミステリーがまっている島原市に訪れて見てはいかがでしょうか!

島原市ではロケ・撮影の受入れをおもてなしの心で対応中!

島原市には昭和風の古民家も残っています!

島原市は長崎県にある島原半島の東端の豊かな自然が広がるまちです。島原は古くから湧き水が豊富で、江戸時代には「水の都」と呼ばれていました。ご当地グルメ「かんざらし」を取り扱った長崎発地域ドラマ「かんざらしに恋して」(出演 貫地谷しほり、遠藤憲一、長濱ねる、樫山文枝)の舞台にもなっているまちです。最近では映画・ドラマのロケ地としての受入れも積極的にすすめており、島原鉄道、湧水などの水路、武家屋敷、有明海、火山と島原市でしか撮影できないロケーションをご紹介中。

島原市役所 
産業部しまばら観光おもてなし課
長崎県島原市上の町537
電話番号
0957-62-8019


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