”地域の本当にいいもの””他にはないとっておきのおいしいもの”を探して日々飛び回っているLJマルシェ編集部。(メンバー紹介はこちら)
そんなわたしたちが15年以上通い続けている農家さんが山梨県笛吹市にあります。
一途に桃とぶどうを作り続けて60年!の田中農園さん。
真面目な田中さんご夫妻が丁寧につくる桃とぶどうは、あま~い果汁がぎゅっ!と詰まっていて、「ここの桃とぶどうじゃなきゃいや!」と県外からわざわざ買いにくる方も多くいらっしゃるほどの絶品!(もちろん編集部もそんな“田中さんファン”の一員です。)
6月初旬の某日、LJマルシェ編集部のスギとSukuがおいしい桃とぶどうの秘密を探るべく田中さんに弟子入りをしてきました!
2泊3日の合宿に向け、スギは「ピーチボーイ(?)」になるべく桃色の作業着を購入!
毎日仕事終わりに走り込みも行い、準備万端。
絶好の作業日和の中、田中さんに教わりながらさっそく作業スタート。
まずは桃の摘果作業をお手伝い。1つの枝にたくさんの実がなっている中で、形のよい実だけを残して約30㎝間隔で間引いていきます。
こうして摘果をすることによって栄養を集中させることが出来、より甘い果実になるのです。
「少しでも多くの実を残したい…。」という思いからなかなか間引けないスギの横でどんどん摘果を進めていく田中さん。
「甘くておいしい桃にするには思い切って実を落とすことが大切!」と教えていただきました。
摘果前の枝(写真左)と摘果後の枝(写真左)。その差は一目瞭然!
摘果する前は1本の木におよそ1000個ほど生っていた果実も摘果後にはなんと300個ほどに。
天候の影響で実が落ちてしまったり、傷がついてしまったりして最終的には約200個しか収穫できないのだとか。
摘果後は桃の袋かけ作業。ひとつひとつの実に丁寧に手作業で袋をかけていきます。
とても繊細で外敵の多い桃。
害虫や病気、強風などの自然災害によって傷付きやすい桃の実を守るための大切な作業。
袋をかけることにより桃の実を守るだけでなく、農薬をかける回数を減らすことも出来ます。
茶色の外袋の中に半透明の薄い袋が入っている二重式の袋を使用します。
この袋は収穫の1週間前に外し、木の下に銀のシートを敷き詰めて日光に当てることによりきれいな桃色に色付くのです。(日光を当てなければ“白桃”になるのだとか!)
簡単にみえる作業ですが、実はかなりの重労働。
太陽が照りつける中、木の高いところに生っている実に袋をかけるために脚立に乗って作業を行います。
さらに、どの実に袋をかけるのかを選別するのも大変!
少しでも傷のついた実に袋をかけてしまうと袋の中で腐ってしまうため、実を隅々まで見て袋をかけていくのです。
自称ピーチボーイ・スギ。作業に、取材に、動き回る。
スギとSukuはひとつの実に袋をかけるのにも四苦八苦。
初心者は1日に500袋いくかどうかですが、なれてくると1500~2000袋かけることが出来るようになるのだそう。
あっという間に時間が過ぎ、1日が終わるころにはへとへとに…。
農家さんの苦労を身をもってしみじみと体感した二人なのでした。
後日公開の「ぶどう編」もお楽しみに!
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