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【日本でオリーブ栽培が始まり100年余り、その歴史は、香川県小豆島から始まりました】
明治40年、農商務省はいくつかの県を指定し、翌年試験栽培を行い香川県(小豆島)だけが、栽培に成功しました。以来、日本における「オリーブ栽培発祥の地」とされ、出荷量も日本全体の約97%を占めています。生産者の方々の熱意と地道な取り組みが功を奏し、現在では、小豆島のみならず、高松市などの県内各地で栽培され面積が拡大しています。
採油技術の研究に力を入れるとともに、オリーブオイルの品質を判定できる官能評価パネルの育成も実施し、オリーブの品質向上に努めています。
【一粒ずつ丁寧に手摘】
オリーブ果実は、少しでも傷が付くとそこからすぐに劣化が進んでしまいます。そのため、香川県のオリーブは傷を付けないよう、一粒ずつ丁寧に手摘みで収穫しています。
また、収穫した果実はすぐに採油しているので、酸化が少なく高品質なオイルが出来上がります。
【世界から認められる品質】
2017年ロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブオイル品評会では、香川県から出品した9社11点のオイルが入賞(金賞、銀賞)しました。
また、イタリアで出版される世界オリーブオイルガイドブック「FLOS OLEI」にも掲載されるなど、その品質は高く評価されています。
【自分のために、家族のために、生活にオリーブオイルを取り入れてみませんか?】
油は、カロリーが高い、太るんじゃないか…など、控えたいと思う人も多いと思います。
しかし、油を取らないと肌荒れや便秘になりやすいと言われています。
摂取する油の質を選ぶことがとても大切なのです。
オリーブオイルに含まれる成分には、色々な働きがあります。
【オリーブオイルには、ポリフェノール、ビタミンEやオレイン酸が多く含まれています。】
・ビタミンE
抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける。
・オレイン酸
一価不飽和脂肪酸を代表する脂肪酸で不飽和脂肪酸の中では最も酸化されにくい。
【オリーブオイルのパワー】
香川県産オリーブオイルを1日30ml、4週間摂取することにより、認知的作業の正確性が維持され、抗酸化能が高まり、中性脂肪が減少しました。(同様にサラダオイルを摂取した場合と比較)
研究結果「平成28年度県産農産物機能性等活用ブランド強化事業」(香川県・国立研究開発法人理化学研究所)
【オリーブカレンダー】
●4月頃 新芽が出始め ●5月頃 白い小さな花が咲きます
梅雨時期~夏場にかけてはオリーブの天敵「ゾウムシ」が発生!
オーガニック(有機栽培)にこだわる佐藤さん達は農薬を使わずに手作業で除去。
10月頃~12月頃 収穫で大忙し!
収穫は全てオリーブの実の状態を確認しながら一粒一粒を手作業で収穫
収穫後、オリーブの美の酸化をぼうしするために48時間以内に採油されます。
12月頃、オリーブオイルをを採り終わり、色々な種類のオイルが出揃います
・蒼い実から採った「緑果」
若草のような爽やかな香が特徴で、辛みや苦みがあり希少。
・完熟から採った熟果
マイルドでフルーティ。初心者にも受け入れやすく万能。
【オリーブオイルを楽しもう】
オリーブオイルをかけるだけで、いつものメニューが風味豊かに大変身!
料理に合わせて、お好みのオイルでお試しください。
パンやサラダ、ピザ、カルパッチョはもちろん、オリーブオイルをは、和食とも相性バッチリ。
フルーティな香りや少しの苦みがアクセントになり食材の味をひきたてます。
★オリーブオイルドレッシングの味彩ジャーサラダ★
見た目も彩り鮮やか味も美味しい!
オリーブオイルドレッシングが美味しいシャッキシャキ野菜のジャーサラダ
◆材料
コーン 60g
ミニトマト 70g
ニンジン 30g
パプリカ(赤)30g
セロリ 20g
レタス 20g
◆ ドレッシング
白ワインビネガー 大さじ2
オリーブオイル 大さじ2
おろしにんにく 小さじ1/2
マスタード小さじ1/2
砂糖2つまみ
塩2つまみ
①ミニトマトは半分に切り、ニンジン・セロリは千切り、パプリカは薄くスライス。
②白ワインビネガーににんにく、マスタード、砂糖、塩を加えてしっかり混ぜ、
オリーブオイルを少しずつ加えながら混ぜ合わせる。
③メイソンジャーにコーン、トマトの順に平らに入れ、2のドレッシングを入れる。
④ニンジン・セロリ・パプリカ・コーンの順に平らに入れたら、蓋をして完成!