島原半島を走る黄色い列車の島原鉄道(愛称:しまてつ)は、運行開始した明治の時代から現在まで約100年にわたり、島原半島の歴史を地域の方々と共に重ねてきました。しまてつが見せる田園を進む姿、海沿いを走る姿、民家の間を走る姿や、四季折々によって変わる黄色い車両は、地元住民からも生活の一部の景色として愛されています。
「しまてつ」は地域住民の交通手段としても欠かすことのできない古き良きローカル鉄道
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「しまてつカフェトレイン」で「しまてつ」と「地元グルメ」を堪能!!
諫早駅から島原駅間の43.2kmを結ぶ片道運行の「しまてつカフェトレイン」は魅力が満載!
しまてつカフェトレインは、列車内でしか味わえない地元のグルメやスイーツを楽しみながら諫早駅から終点の島原駅へ向かう観光列車です。
電車好きはもちろん!わざわざ遠方から「しまてつカフェトレイン」の中で食べられるグルメを目当ての乗客や、「大三東駅」をはじめとした沿線風景を楽しむ乗客で人気を集めています。
窓から楽しめる島原半島の風景とご当地グルメを堪能できる
しまてつカフェトレインは2つのコースあり、地元の食材を使ったランチとスイーツを楽しむ「ランチコース(11:10諫早駅発→13:10島原駅着)」、しまてつおススメのスイーツが出てくる「スイーツコース(13:10諫早駅発→15:10島原駅着)が、毎週土曜日に運行しています。
しまてつ内では沿線の景色を眺めながらスイーツ食べるのも良し、またトレインアテンダントが教えてくれるスイーツやグルメの魅力に耳を傾けながら味わうのも良し、と楽しみ方も十人十色です!
※しまてつカフェトレインの内容は開催月ごとに変更となります。
詳細はこちらからご確認下さい。
「しまてつ」の旅の案内してくれるトレインアテンダントは沿線・グルメの案内をしてくれる
ランチコース(例):お茶カフェ「ぽっぽや茶葉」(雲仙市)のお茶の葉を使ったグリーンカレー
スイーツコース(例):島原の天然水と島原産のはぜ蜂蜜を使用した「島原湧水ジュレ」
そして一番のおススメポイントは「日本一海に近い駅でティータイム」
風になびく「黄色いハンカチ」の景色を眺めながら過ごすティータイム
しまてつカフェトレインは諫早駅から出発し、途中で“日本一海に近い駅”といわれる大三東(おおみさき)駅に停車します。列車の中からゆっくりと有明海を眺め癒されながら、ティータイム過ごすことができます。また駅では “幸せの黄色いハンカチ”に願い事やメッセージを書いて幸せを祈ったり、SNSウケが抜群の有明海と“幸せの黄色いハンカチ”がなびく景色をバックにした記念撮影をしたりすることもできます。
どこか懐かしく胸が締め付けられるような気持ちになる「大東三駅」
さらに、しまてつカフェトレインのチケットには島原城天守閣と四明荘の入場特典がついているので、島原駅到着後には島原の観光名所を楽しむこともできます!
色とりどりの鯉が庭を泳ぐ湧水庭園「四明荘」(しめいそう)
島原についたら最後のダメ押しのご当地スイーツを!
『カミングアウトバラエティ!! 秘密のケンミンSHOW』でも放送されたご当地グルメ「かんざらし」
島原駅に着いたら、いよいよ島原の名物スイーツ「かんざらし」を食べに行きましょう!かんざらしは、市内からも湧水が湧き出ることで「水の都」とも呼ばれる島原の湧水で白玉粉を練り上げて作る小さなお団子と、蜂蜜や砂糖で作る特製の蜜をつけて食べる喉越しのよさと上品な甘さが人気のご当地スイーツです。ちなみに特製の蜜の味付けはお店ごとの秘伝とされているので、島原を訪れたら色々なお店で食べ比べてみるのも楽しみの一つです。
「甘い!」と「苦い!」の魅惑が交互に押し寄せる「喫茶ケルン」のかんざらし!
「喫茶ケルン」は23時まで営業しているので遅い時間でもまちの方々が集まる憩いの場。
「喫茶ケルン」は島原駅から徒歩5分ほどの路地にある「鯉の泳ぐまち」の近くにあり、築100年の古民家をリノベーションして作られた落ち着いた雰囲気の喫茶店。
直径1センチ程の小さな白玉と氷が浮かび冷たく、夏には大人気のかんざらし。
「喫茶ケルン」のかんざらしは砕いた氷が琥珀色の甘い蜜に浮かび風流をそそります。また、あわせて出てくる濃いお茶と甘いかんざらしを交互に食べれば、“甘い”⇒“苦い⇒“甘い”⇒“苦い”と続くので、美味しさの無限ループに魅了されてしまいます (笑)。ケルンではかんざらしだけではなく、カレーやパスタなどの喫茶メニューも用意されているので、食後のデザートとしてかんざらしを食べるのもおススメです!
喫茶ケルンの人気NO1メニュー「焼カレー」
店名 喫茶ケルン
電話 0957-63-5711
住所 長崎県島原市高島2-280
営業 9:00~23:00
定休 不定休
「梅肉仕立ての豚肉と茄子のパスタ」はさっぱりした梅の風味が気分転換にピッタリ!
今回、「しまてつ」で訪れた島原市はどんなまち!?
背後には雲仙普賢岳を臨む島原市の遠景写真
島原市は長崎県にある島原半島の東端の豊かな自然が広がるまちです。島原は古くから湧き水が豊富で、江戸時代には「水の都」と呼ばれていました。ご当地グルメ「かんざらし」を取り扱った長崎発地域ドラマ「かんざらしに恋して」(出演 貫地谷しほり、遠藤憲一、長濱ねる、樫山文枝)の舞台にもなっているまちです。
市内には50以上の湧き水スポットがあり、水路では鯉が泳ぎ昔懐かしい雰囲気が漂う島原市の風景
最近では映画・ドラマのロケ地としての受入れも積極的にすすめており、島原鉄道、湧水などの水路、武家屋敷、有明海、火山と島原市でしか撮影できないロケーションをご紹介中。
島原城に近い森岳酒蔵は黒塗りの壁に赤レンガが映え、また脇道からは島原城がみえる。
島原城を中心に構成された森岳商店街では、昔懐かしい雰囲気と各専門店が道に並ぶ。