【大分県】物語の舞台 豊後高田~臼杵
温泉だけじゃない!大分県。おいしいグルメがいっぱい!
今回、訪れたのは、県北にある【豊後高田市】と、県中央にある【臼杵市】。
【豊後高田】昭和の町

昭和30年代の古き良き風景が多く残る豊後高田市。まちの中を走るバスも昭和32年製の「ボンネットバス」。乗って商店街を走ると、商店の方が手を振ってくださる心温まる町です。

豊後高田に来たからには絶対に食べて欲しい“肉のかなおか”さんの、「おからコロッケ」。もともとはまかないから始まったという、この「おからコロッケ」。素朴で、それでいて、味わい深い絶品です。

お昼ご飯は、商店街から少し外れた場所にある、「そば処 響」にて。
豊後高田は、そばの生産量が、西日本トップクラスを誇るんだとか!約10年前から「認定店制度」が設けられ、認定店では、
1、豊後高田のそばを使用すること
2、手打ちであること
3、三たてを守ること(=挽きたて、打ちたて、茹でたて)が厳しく守られています。そんな豊後高田そばは、のどごしがつるっとしていて、本当においしい♡
「そば処 響」
住所:大分県豊後高田市玉津986 豊後高田中央公民館前
電話番号:0978-22-1066
この日の泊りは、大分市内まで移動して、JR九州ホテルブラッサム大分。駅前のホテルですが、屋上に市内を一望できる露天風呂があり、感動!そして、朝食は、大分名物の、だんご汁、豊後牛、りゅうきゅうなどが一気に食べられて大満足!
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「JR九州ホテルブラッサム大分」
住所:大分県大分市要町1-14
電話番号:097-578-8719
そして、臼杵市に移動します!【臼杵市】映画『なごり雪』の舞台
臼杵市は、2002年に、名作 尾道三部作で知られる大林宣彦監督が、『なごり雪』の舞台に選んだ地。今も、生活ととも残る、この古き良き街並みが、映画の舞台に選ばれた理由だとか。14年たった今でもそれは変わりません。
そして、何よりも感動した臼杵の郷土料理!この日は、創業150年を越え、九州第一位の味噌、醤油の生産量を誇るフンドーキン醤油のグループで営む小手川商店。フンドーキン醤油さんは、ひとつの企業ではなく、小さな商店が十数社集まって作る協同組合なんだとか。それだけ、多くの醤油メーカーが集まることからも分かる通り、臼杵には古くから醗酵文化が根付いているそうです。

また、臼杵は、約350年前の大名稲葉氏時代から、質素倹約の精神に基づいた伝統の料理が今もなお残っています。これがまさに今で言うオーガニックフードそのもの!素材のおいしさが味わえるTHE和食に感動!本当においしかったです!+++卵黄みそ漬け(中段左)・・ご飯に合う!きらすまめし(上部左)・・おからとマグロ切身に、ネギ・生姜をまぶして、カボス汁で味付けされています。これが絶品・・・!!きらす=おから、まめし=まぶしが語源だそうです。黄飯(ご飯)・・クチナシの実で色付けされているから。もともと臼杵は、キリシタン大名としても有名な大友宗麟が築城した臼杵城の城下町として栄えた町。この黄飯は、当時、南蛮文化=サフランライスを真似たものなんだとか!?鯛みそ、じゃこ佃煮、佛手柑(下段白いお皿です)・・佛手柑!?これは柑橘の一種で、仏様の手のような形をしているということから、幸せを呼ぶと言われているそうです。+++一品一品、手間暇かけて作られていておいしくて、感動でした!
地域ごとに特色ある本当においしいグルメがあふれている大分県。今回は、大分市と豊後高田市と臼杵市しか行けませんでしたが、次回は、違うところも巡ってみたい。そして、全市町制覇したい・・!と思うのでした。とりあえず、次は・・・、豊後牛かな!笑

大分県庁の渡辺さん・岩屋さんと。(目線合ってない・・)
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おんせん県・大分! 日本の心にふれる旅(2014.11.15)
☆大分県豊後高田市はこんなところ☆
豊後高田市は、昭和30年代のロマンあふれる「昭和の町」に限らず、平安時代に開かれた国宝「富貴寺」や国の重要文化的景観に認定された「田染荘」などなど観光スポットがたくさんあります。一日の終わりには温泉につかって心も体も癒されること間違いないです。
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☆大分県臼杵市はこんなところ☆
臼杵市は、古い町並みと懐かしい風情が心を癒してくれます。名将・大友宗麟の城下町として栄えた臼杵市は歴史的魅力も満載!臼杵城跡は現在、桜の名所となっています。
九州初の国宝に認定された臼杵石仏の見事な造形美も必見です。
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